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サイダーシンドローム

 

ほらまた君を見ていた

風が髪を梳かしていく

青空、白線が割って

君と僕を繋いだ

 

神様どうか願いを一つ叶えて

夢ならこのままで

 

女神は微笑んでくれたんだ

時が止まるような恋をした

君はうつむいていた

涙、頬を伝っていく

夕焼け夜が溶けだして

言葉滲み始めた

 

今だけどうか悲しみさえも忘れて

手を取り連れ出すよ

 

女神は微笑んでくれたんだ

せめてもう少しはこのままなんて

言えなくて

女神に恋をした甘く刺すような痛みは

僕を蝕んでは弾けぬように揺れている

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